試用期間の罠

働くって大変ですよねぇ。正社員として働こうとするときに越えなくてはいけない壁があります。それが試用期間です。


企業が求職者を採用することになったときに、長期雇用を前提としてその人の勤務態度、能力、スキルなどを見て、本採用するかどうかを決定するために設けられている期間です

試用期間とは何?退職はできる?|労務の基礎知識


試用期間の間に採用の見込みあり、と会社から判断されれば採用。そうでなければ試用期間の延長が伝えられます。

会社によってはその時点で不採用になる所もあると思います。いずれにしても試用期間を乗り越えなければ正社員にはなれません。


え?試用期間の延長なんてあるの?

あるんですよ。普通にあります。僕は1度だけ試用期間の延長を言い渡されたことがあります。半年間の試用期間を経て、さらに延長されました。

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うちのブログをずっと読んでくれている方ならご存じかと思います。あのベンチャーです。とにかくひどかった!

詳しくはリンク先を読んでください。給料はよかったですが、人生を失いかけました。辞めて正解でしたね。


あの頃を振り返ってみて

このときは仕事が嫌で嫌で仕方がなくて、まともなことは何一つできませんでした。それでも自分なりに頑張っていたのですがダメでしたね。

これからどうするかと言う面談の最中にショックで過呼吸になりました。そのまま引き継ぎらしいこともせずに退職。試用期間の延長というのはマジで心が折れますね。



僕が働いていたベンチャーはブラック企業というわけでもないですが、ホワイトな会社でも人によっては簡単にブラックな職場に変わってしまうといういい例です。


なぜ試用期間は延長されるのか

判断ポイントは2つあります。コミュニケーション力とスキルです。この2つが想定よりも低いと試用期間が延長されます。

僕の場合はスキルでしたね。でも今の会社でもやってることはそこまで変わらないので、最終的には相性なのかなと思います。会社と自分の相性です。

あとは人間関係ですね。人間関係がいい職場ならスキルは人に聞いて伸ばせます。でも、それをさせてくれないような環境なら絶望しかありません。聞いても教えてくれない、というやつですね。


試用期間が延長されたら?

僕の経験上、試用期間が延長されてから正社員として採用されることは無理です。採用に必要なものが足りていないということなので、それを短期間に身に着けることは不可能です。そのため僕は半年で退職しました。あのままいても採用されなかったでしょう。

調べてみたら試用期間の延長には法律的な制限はないようです。


この試用期間を設けるか否かは会社の自由ですが、試用
  期間を設ける場合には、就業規則や労働契約書などで
  その期間をあらかじめ定めておく必要があります。

試用期間を延長できるか


就業規則や労働契約書で定めれていればそれに準ずる、みたいな感じでしょうか。延長された場合は採用の見込みなしと同等の評価です。どうしてもという理由がなければ退職しましょう。

試用期間を終えても採用されないということは本人が一番つらいです。そのつらさを抱えたまま仕事をするのは精神的に病気になるのでやめましょう。僕は体を壊しかけましたよ。