これ、僕はマンガ史に残る名作、いやバイブルだと思っています。

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ずっと前に連載は終わっていて、すでに完結してる作品です。今から読むと次が出るのを待たずに全話読めるのでおすすめです。


新宿西口の一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送るホームレス・名越進は、医学生・伊藤学に出会い、報酬70万円を条件に第六感が芽生えるというトレパネーションという頭蓋骨に穴を開ける手術を受けることになった。その手術以降、名越は右目を瞑って左目で人間を見ると、異様な形に見えるようになった。伊藤によると「他人の深層心理が、現実のようにイメージ化されて見えているのではないか」と言い、彼はその世界をホムンクルスと名付けた。そして、名越は様々な心の闇を抱える人達と交流していく。

ホムンクルス


なんでもありだけどすっげー怖い。

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こんな描写がダメな人は絶対に読まないでください。気持ち悪くて死にます。

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ホラーが好きな人は大好物!

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とは言え、ただのホラーじゃないんですよ。


主人公がひねくれてるのがすごい!

僕はこの作品の主人公よりもひねくれてる登場人物を知りません。もう、なんでもかんでも疑ってしまう所が好きです。人と深く関わろうとしないところも絶妙。

少年誌で連載していたわけではないので、主人公がまともじゃなくてもいいんですよ。でもこの作品の主人公は人間の闇の部分を備えすぎててリアル。


マンガの限界に挑戦してる

途中から女子高生が出てくるんですよ。彼女は家庭環境に問題があって、主人公が彼女の本性を暴こうと奮闘するエピソード。これがヤバイ!そこまで描いていいの?ってこっちが心配になるレベル。よくこんなの雑誌に掲載できたなーと驚きを通り越して尊敬してしまいます。


5巻では名越とユカリの共通点が浮上してきます。名越はクセで何故か自分の精液を口にする、そしてユカリは自分の足を傷つけ、そこから出血した血を飲み込むという形は違いますが自分の体からでた体液を口にしているのです。

女子高生と自身とが対峙する3~6巻


主人公の名越と女子高生ユカリの対決、になるんでしょうか。それすらもわかんなくなる展開に読者はついていけません。

エログロに耐性が出来てない人がこれを読んじゃうと途中で吐いちゃうんじゃないでしょうか。ユカリが名越の車に乗り込んでからの展開が凄すぎて、一気に読者離れが進んだとか進んでいないとか。まぁ、それくらいヤバイです。どんな話なのかは読んでみてください。


最終巻が読者を突き放しすぎてて震える

もう、この作品を越えるマンガは出てこないんじゃないかと思うほど最終巻がヒドイ。いや、いい意味でヒドイんです。酷すぎてトラウマになります。最後まで読めたあなたは偉い!本当にそれくらいの作品なんです。まとまな神経の人なら最後まで読めずに本をぶん投げるか、気力が途絶えて二度と読めなくなります。

最終巻は本当にどうかしています。こんな作品を人の目の触れるところ置いておいてもいいんでしょうか。家に遊びにいって、ホムンクルスの最終巻があれば持ち主の人格を疑うレベル。仮に彼氏が持っていたら婚約を破棄してもおかしくないです。ショックでご飯が食べられなくなるレベル。あなたがまだ10代なら最終巻は大人になってから読みましょう。その歳で読むと人生がダメになります。


ホムンクルス、絶対おすすめの作品なんですが読める自信のある人だけ読んでください。うちの妻はまだ最終巻を読んだことがないのでいつか読んで欲しいですね。そういえばホムンクルスが普通に読めるうちの妻って普通じゃないですね。