ゴールデンウィークに実家に帰ってきました。久々の能登です。ブログネタには困らないのですが、のんびりしすぎててブログを書くのがめんどくさくなってます。家のまわりの環境が良すぎて頭の中がからっぽになりました。


実家はタイムカプセル

あー、ブログ書かなきゃなあと思いつつ実家にあるおもちゃで子供と遊んでたら一日が終わります。こっちはおもちゃがいっぱいあるので遊んでて飽きないんです。そのおもちゃというのは、僕が子供のときに遊んでたやつなんですよ。20年以上昔のおもちゃが捨てられずに残っていて、時間が止まっているかのようです。


僕・これ、昔遊んだやつだ
娘・ぶーぶー
僕・そう、ぶーぶー。一緒に遊ぶ?
娘・うん


このやり取りができることの素晴らしさをこの歳になるまで知りませんでした。


受け継がれるおもちゃたち

ブロックやアンパンマンの指人形、積み木とかがまだ残ってて今は僕の娘がそれで遊んでいます。僕が持っていたぬいぐるみを持って娘が部屋でトコトコ歩いてるんです。それを見てると懐かしさと新鮮さが込み上げてきます。

おもちゃは役目を終えたのではなくて新しい役目を与えられたんです。引き継がれていくってこういうことなんですよ。そして子供の好きなものって今も昔も変わりません。アンパンマンだったりブロックだったりトミカだったりするわけです。

今の子供には古くさいかな?なんて考える必要は全くありません。むしろ古ければ古い方がいいんです。もし、娘が遊んでいるのが自分の親が遊んでいたおもちゃだったとしたら?そう、これは想像力の問題です。


なんでも捨てるは大間違い

使わなくなったおもちゃを捨てるというのは記憶を捨てるだけでなく子供の未来の記憶を捨てることでもあります。

このおもちゃがなければ娘が大きくなったときにこのおもちゃで遊んだ、という記憶もなくなってしまうわけですからね。捨てることで最初から手には入らない記憶があります。存在しえた未来の記憶を僕らが自ら捨てることになるんです。

おもちゃは捨てずに置いておくのがいいと思います。捨てることと残すことの選択に悩んでいるなら残しましょう。親ができることは子供に話して聞かせられる記憶をひとつでも多く作ってやることだと思います。