昨日の話です。駅の駐輪場で頭のおかしい男につかまりました。僕は原付を停めていてその真上に男は自転車を停めていました。上に自転車、下に原付が止められる特殊な駐輪場なんです。毎日同じ場所に止めていて、その自転車も上に止めてありました。

ちょうど原付を出そうとしてる時にその男がやってきて僕が原付を出すのを待とうとしました。めんどくさいので先に出してもらおうと思って原付から離れると男は自転車を下ろして不機嫌そうに一言。

上に置いてるときに下に置いたら壊れんで。

突然、そう話しかけられたのですが何のことを言っているのかわかりませんでした。男は続けて言います。

当たって壊れても知らんで。

意味がわからず原付を見ると、自転車を乗せるレールが下に降りて僕の原付に当たっていました。その部分の塗装が剥がれて錆びています。しばらく前に、なんでこんな所が錆びるのかと疑問に思っていた箇所でした。ずっと前からこの男が自転車を降ろすさいに僕の原付を傷つけていたのです。

人の原付を傷つけておきながら、ここに止めるなら壊れても知らないぞ、というわけです。頭がおかしいです。むしろお前が気を付けて自転車を降ろせよ、という話です。ところが男は申し訳なさそうにするわけでもなく、こっちが迷惑しているという口振り。もう、完全にただのきちがいです。駐輪場のどこに止めようが僕の勝手だし他人の原付を傷つけたなら謝るべきです。しかしこの男は降ろすときにぶつからないように気を付けることをせず、当然のように何度もレールをぶつけ、今のこの瞬間も僕の目の前でレールをぶつけているわけです。


で、ここからが本題です。

あなたならどうしますか?

この場合、男に文句を言うのが正しいとおもうでしょう。僕もそうすることが自然だと思います。でも謝りました。

すいません、と言いました。

理由は簡単です。頭のおかしい人間には話が通じないからです。彼らは自分が正しいと信じて疑いません。落ち度や間違いがある可能性を想像できないんです。そんな人間と会話をしてもムダです。逆上してさらに面倒なことになるだけです。

適当に謝っておけば自分の正当性にかこつけて颯爽とその場を後にしますよ。よくニュースになるじゃないですか。駅や路上で言い合いになって刺されたり殴られたりする話。あれの原因はきちがいに真面目に取り合った結果です。相手にしちゃだめなんですよ!

僕が謝ったら男はイライラした様子で去りました。その男というのが見るからに嫌らしい男でした。年齢は40代のサラリーマン。紺色の細身のスーツに茶髪で白いピスト自転車。もう絵に描いたような嫌らしさ。上品さは全く感じませんでしたね。チンピラです。一番腹が立ったのは手ぶらだったこと。サラリーマンなのに鞄ひとつ持っていないんです。長財布をズボンのポケットに入れてるだけ。きっと、スマートな男は余計な荷物を持たない、とかいうのにかぶれてるタイプです。気持ち悪い。また捕まると嫌なので原付を止める場所を変えました。

皆さんも頭のおかしい人が来たら早く謝ってどっかに行ってもらいましょう!相手にしてもムダですよ。