読書家のみなさん、こんにちはー。本読んでますか?僕は告白を読んでいます!

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人はなぜ人を殺すのか―。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。


前々から町田康は読みたいと思ってたんですよ。この人の本はこれが初めて。短編やエッセイが多いんでしょうか?あまりじっくり読めるものがない印象です。と思ったらけっこうありました。

まだ途中なんですが面白いです。文体は時代物で昔の言い回しや風俗が出てきて、ちょっとわからないところもあります。また、会話がすべて河内弁?なので何のことを言っているのかわからないところもあって、誰でも気軽に読み進められるものではありません。しかも分厚い!






ネットで評判をみると共感した!とか泣ける!とか書かれていて、見掛け倒しやつまらないということは言われていなかったので期待して読み始めました。今のところ期待通りですね。

文章を書くのがうまい人の文はスムーズに読めるので、きれいに舗装された新品の道路を走ってるような感じで読めます。この作品はまさにそれ。一箇所もつまずくところがありません。最近、芥川賞をとった作品と比べると雲泥の出来です。あっちは悪路。読み進むたびに石にぶつかり穴に落ちるような感覚。全然するっと読めません。リズムが悪い。それに比べてこの作品の読みやすさったらありません!

いい文章に触れる意味でも読んでみることをおすすめします。

告白 (中公文庫)
町田 康
中央公論新社
2008-02