村上春樹の長編はねじまき鳥しか読んだことありませんでした。この作品もやっぱり長いですね。長編なんで仕方ないんですけど。

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やっぱり村上春樹でした

村上春樹の小説はメインストーリーがあってサイドストーリーが絡んできて結局どんな話なのかがわからなくなるのが定番です。この作品も例に漏れずメインストーリーがよくわかりませんでした。


簡単なあらすじ

いや、ねじまき鳥よりはわかりやすかったかも知れません。一言で言えば中学生の少年が家出をして、自分を捨てた母と姉を探す物語です。

「僕」田村カフカは東京都中野区野方に住む15歳の中学3年生である。父親にかけかられた呪いから逃れるために家出を決心し、東京発の深夜バスを四国の高松で降りる。少年は高松の私立図書館に通うようになる。


結果的に母と姉は見つかりません。母のようなものと姉のようなものは見つかりますが。


何冊読んでも面白さがわからない

彼の作品は好き嫌いがわかれるので人によっては何冊読んでも駄目なんです。僕は1984と世界の終わりとハードボイルドを途中まで読みました。

さっぱり面白くなくて長いので最後まで読めた作品は少ないです。

ではなぜ何冊も読んでいるのかということなんですが、それは売れる理由を知りたいからです。



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なぜ人気があるのでしょうか

僕には面白さがわからないですが、新作の発売日には書店に行列ができ、海外の文学賞を授賞している作家なので人気があります。

その理由を知りたいから読んでいます。文章が好きとかストーリーが好きとかではないです。どちらかというと嫌いです。


日本人だけど日本人っぽくない

当然ながら彼は日本人なので日本語で小説を書きますね。でもその創作の背景には海外文学の影響があります。作品中の引用はほぼ海外の物語です。

早い話が海外の文学を読みなれてない人間にはとっつきにくい作家なのです。日本人で海外文学が好きな人はまずいませんし、大学の文学部か外国語学部にでも入らない限り読むことはありません。そのため彼の作品を受け入れる素地のある日本人がそもそも少ないんです。

彼のファンにインテリが多いのはそういう理由です。海外文学を読んでる層じゃないとさっぱりなのです。罪と罰、異邦人は読んだことありますがそれくらいなので僕には響かないんですよ。誰もが好きになる作家ではないです。

つまり彼の作品は日本語で書かれた日本人が出てくる外国の物語なのです。日本の皮を被った海外文学です。


芸術性の違い

ついでにどうでもいい話をすると、村上隆は日本らしさを海外の文脈にのせて作品にします。一方、村上春樹は海外らしさを日本語で表現します。

この二人は真逆の方向で日本と海外を作品として昇華させています。面白いですね!苗字は同じなのに。

最後になりましたが、僕は日本の物語しか読まないので村上春樹はよくわかりません!

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
2005-02-28


海辺のカフカ (下) (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
2005-02-28