中国サイトまとめ



中国からの観光客を呼び込みたい。中国語サイトを調べることで中国国内サイトのトレンドを知り、サイト制作の参考にする。

表示が遅いのはサーバーが貧弱だから?それとも検閲で?



□中国サイトのSEO

検索シェアでバイドゥが牽引。検索結果上位にはリスティング広告が表示され、

インデックスされているサイトはリスティング広告より上位には表示されない模様。















「推广」がリスティング広告。わかりやすいように赤四角で囲ってみた。

「百度快照」がバイドゥによってインデックスされたサイト



”日本旅游”と検索したところ、上位9件はすべてリスティング広告、10件目以下がインデックスされたサイトとなっている。

インデックスでは1位でも、上位9位までがリスティング広告で占められた場合、インデックスでの1位が10件目に表示されることになる。

キーワードによるが確実に検索上位に表示させるにはバイドゥへの広告出稿が重要。



その他、バイドゥ向けのコーディングについて





http://www.china-webby.com/%E7%99%BE%E5%BA%A6seo%E3%81%AF%E7%99%BE%E5%BA%A6%E7%99%BE%E7%A7%91%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B9%EF%BC%81/



□検閲について

中国国内から国外へのアクセスは中国政府による検閲を受けているらしい。

そのため中国国外に設置されているサーバーを使う場合、

中国国内からはアクセスできなかったり表示が遅くなったりという問題がある。

スムーズにサイトへアクセスするには中国国内のサーバーがいいとのこと。

また、検閲時にチェックされるNGワードは以下。



http://www.china-webby.com/gfw%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89/



検索時やアドレス入力時にNGワードの入力有無をチェックしているのだろうか。

中国国内サイトでもサイト上にNGワードが掲載されているとブロックされてしまうのだという。

では国外からはどうだろう。

試しに、



「○○門○件 ○圧」



で検索してみた。





迷い犬のブログ







エキサイト翻訳によると、検索結果は法律と政策に合わないので表示できません。とのこと。

やはりNGワードに関する情報の閲覧・開示は政府によってコントロールされているようだ。



□ブラウザシェア

IEのシェアは6割~8割とのこと。ほかは国産ブラウザがそれぞれシェアを獲得しており、

日本でシェアを伸ばすfirefoxは中国ではほとんど使われていない。

IEのバージョンは6。



http://blogmag.ascii.jp/china/2010/02/003405.html



国内にブラウザベンダーが多い理由は、



http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20091124/1259023493



が参考になる。



□文字コード

日本と同じくマルチバイト圏であるためUTF-8を指定しているサイトが確認できる一方、

中国独自のgb2312や台湾、香港、マカオなどの中華圏で用いられるBig5という文字コードも確認できた。

確認環境は、

Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2) Gecko/20100115 Firefox/3.6



そのため、中国産ブラウザで閲覧したさいの表示がどうなっているのか未確認。

中国語が読めないのでぶっちゃけ化けてるのか化けてないのかわからない。



その他気づいたことは次回書く。