手軽に読めるミステリー。
告白のヒットが記憶に残ってるので楽しみに読んだけど感想は、うーん。なぜか印象に残らない。
告白は個人的には面白くなかったのでこちらに期待したけどあんまりだったなぁ。
なんというか深みがないというか、心理描写や風景描写がうまくないので場面が想像できない。
上手な書き手の文は物語の映像が頭に浮かぶのだけど、この人の文章はどうも想像力が働かない。
たぶん文の書き方そのものがそんな書き方だからなんだと思う。
登場人物の語り口調で物語が進んでいくのでその辺が原因かも。

あらすじは、
ある田舎町で一人の少女が何者かに殺された。
少女が殺される直前まで、一緒に遊んでいた他の少女達は犯人と言葉を交わし、顔も見ていた。しかし誰も肝心の顔を思い出せず、事件は迷宮入り。
少女達は殺された少女の母親から言われた一言-あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、との言葉を心に深くに刻んだまま成長する。
やがて彼女達は別々の人生を歩むことになるのだが、忘れられない過去の記憶がそれぞれの日常を蝕み始め。。。

という話し。
どうだろう。かなり読みたくなっただろうと思う。
ところが、ところがだ。
これを活かしきれていない(と個人的に思う)。
それもこれも最初にあげた文章の書き方。
これは残念だ。